陸生ホタル

      採取したホタルの幼虫

 ホタルと聞いてまず思い浮かべるのは、美しい光を放つゲンジボタルとヘイケボタルの2種類でしょう。しかし、日本をはじめ、世界には多くのホタルがおり、世界のホタルの種類は2,000種以上、そのうち日本のホタルの種類はおよそ50種と言われています。

 日本のホタルは、ほとんどが陸生ホタルで、一生を通じて陸地で生活します。幼虫が水中で過ごす水生ホタルは、ゲンジボタル、ヘイケボタル、クメジマボタルの3種類のみで、半水生はスジグロボタルの1種です。水生ホタルは世界的にも珍しく数種類しか確認されていないそうです。
 また、成虫になるとほとんど発光しないものも多くいます。

 ちはや園地では毎年ナイトハイクを実施していますが、その中で陸生ホタルの観察をしています。これまでちはや園地に生息するホタルはヒメボタルであると言われていたので、ちはやチームでもヒメボタルと紹介していましたが、発光の様子がどうもヒメボタルらしくないということで、この度実際に採取して調べてみました。そうすると光っていたのはナンと!写真の幼虫だったのです。そうです、ホタルは成虫のみならず、幼虫、蛹、そして卵も光るのです。実際に光る幼虫を見てそれを実感しました。
 次はその幼虫が何というホタルの幼虫なのかということですが、本やインターネットで調べてみると、どうもヒメボタルではないような感じですがはっきりしません。そこで日本産の陸生ホタルの研究をしている「陸生ホタル生態研究会」に問い合わせてみたところ、オオマドボタルかクロマドボタルであるとの回答をいただきました。しかし、このどちらのホタルなのかは、幼虫では区別がつかず採取した幼虫を孵化させて判断するしかないそうです。
 ちはや園地にはこの二つのホタルが混生していることも考えられますし、またヒメボタルなどその他のホタルも生息しているかもしれません。今後さらに調査が必要ですね。(ogi2013.Sep)


 

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